エンジン生産に必要な情報を定型化して共有
『変化点管理』の新たなスタンダードに
ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 様

導入事例の概要
※導入事例の全文はPDFでご覧いただけます。

100年以上の歴史を持つヤンマー株式会社の組織再編により、主軸となるエンジンの開発・製造を担う「ヤンマーパワーテクノロジー株式会社」が誕生した。1933年にディーゼルエンジンの小型実用化に成功して以来、産業エンジンの「多品種混合生産」を特徴として、国内外の産業機械を動かす最高品質のエンジンを生み出している。グループ全体のさらなる飛躍に向け、生産体制の効率化を図る中、滋賀県の木之本工場では情報共有の基盤を強化すべく、ジャストシステムのUnitBaseを導入した。導入後の事業への貢献はどのようなものか、話をうかがった

導入前の課題、背景

生産の多様化に伴い
情報基盤の整備が課題に

保有している自社開発システムの不足機能を補完するためにExcelおよび紙書類で管理していたが、担当者ごとに情報の精度、共有方法が異なっており、情報の抜け漏れが発生していた。生産規模の拡大と顧客ニーズの多様化に伴う情報量の増加に対応するためには、人のスキルに左右されることなく、精度の高い情報を効率的に共有する必要がある。これらの要求を満たしながら、継続的に利用ができるシステムを探していた。

UnitBase 採用の理由

決め手はノンプログラミング
導入コストにも納得

UnitBaseの体験版を試したところ、システム開発経験がなくてもデータベースを簡単に構築できることが確認できた。完全ノンプログラミングのため、構築後の運用は自社内でカスタマイズしながらまかなえると確信。さらに、同時ログイン可能なライセンス体系で運用できる利便性の良さやコストメリットも高く評価し、採用を決めた

導入後の成果

定型の情報が正確に流れることで
変化点管理が容易に

生産ラインの「変化点管理(*)」と「工場内で発見される不具合データの集計」、そして「部門横断での予実績」をUnitBaseで対応。各情報が定型フォーマットで流れることで正確な情報伝達が実現し、集計の負担も軽減した。

*変化点管理:製造工程で生じる、人・機械・材料・方法など製品の品質に影響を与える変化点情報を管理し不具合の発生を未然に防止すること

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