属人化したAccessからUnitBaseにリプレイス
「活Excel」で“縦割り”から“横つなぎ”へ
箕面市 様
導入事例の概要
※導入事例の全文はPDFでご覧いただけます。
日本の自治体で初めて年功序列の人事システムを廃止するなど、先駆的な動きで注目を集める箕面市役所。改革はシステム運用の脱属人化にも及んでいる。各部署で個別に作られ、人事異動に伴い保守が困難となるAccess運用を見直し、業務プロセスの改善やUnitBaseへのリプレイスで、誰もが容易に運用できるシステムへ生まれ変わった。これにより、UnitBaseで集約した情報を、通知機能によって関係部署に展開し対応させることで、縦割りから横つなぎの行政へシフトさせたという。
導入前の課題、背景
Accessで組まれた
データベースが更新不能に
システム運用課題として、「システムに詳しい人間がいなければ運用できない」という属人化したシステムから、「異動などで人が替わっても、容易に運用できるシステム」への移行を進めていた箕面市役所。当時は様々な部署で、個別に作ったAccessによるデータベースが存在し、仕様変更やバージョンアップ時に保守運用できない状態に陥っていたという。
UnitBase 採用の理由
オフィスソフトの入れ替えを機に、
UnitBaseを採用
箕面市役所では庁内にある約1000台のパソコンに、シンプルでコストも抑えられるジャストシステムのオフィス統合ソフト「JUST Office」を導入した。その後、ソフトのサポートを受ける過程で同社のWebデータベース「UnitBase」の存在を知り、JUST Officeと同様にシンプルなUIと優れた操作性、他メーカーと比較してサポートも充実していることが決め手となり、同ソフトが採用された。
導入後の成果
属人化せず誰もが使いやすく
部署間の情報共有も進む
相談内容をデータベース化し、関係部署への展開やその後の経過を整理、確認する「市民相談システム」を端緒に、「全戸訪問システム」や「人事考課システム」などへ活用が広がっている。情報政策室がシステム要件を確認、査定することで運用を統一化できることに加え、使い慣れたJUST Officeを使用できるため導入のハードルが低く、通知機能で部署間の連携も図れたという。