人工知能(AI)&ロボット活用に対する意識調査【医療編】
約3割が「将来、AIが病気を診断するようになる」と予想
AIの診断を支持する理由は、1位「待ち時間」、2位「診断の納得感」
調査結果サマリー
約3割が「将来、AIが病気を診断するようになる」と予想
将来的に、医療現場でのAI活用がどの程度実現するかについて、「すべての診断業務が医師ではなく、AIに置きかわる」と予想する人は4.9%、「すべてとは言わないが、医師ではなく、AIが診断するようになる」と予想する人は21.6%で、合わせて26.5%がAIによる診断の実現を予想していました。一方で、「医師に置きかわるというよりは、支援するようなものになる」と予想する人は46.5%と、割合としては最も高くなりました。
6割以上が「病院での対応に不満を感じることがある」
病院での不満の1位は「待ち時間」、2位「診断の納得感」
約4割が、「医療現場での人工知能(AI)活用に賛成」
AIによる診断を支持する理由は、1位「待ち時間」、2位「診断への納得感」
レポートには、まだまだこんなトピックスが!無料ダウンロードできます!
- 「ロボット」による施術に反対の理由は?
- 「ロボット」にしてもらいたくない施術は?
- AIやロボットは医療費の削減に役立つと思う?
株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した
『人工知能(AI)&ロボット活用に対する意識調査【医療編】』
の結果を発表します。本調査は、
20~60代の男女555名
を対象にしています。
また、集計データとしてまとめた
全
53
ページ
の調査結果レポートを、フォームを送信していただいた方に無料でダウンロード提供します。
調査概要
調査期間:2016年11月17日(木)~11月21日(月)
調査対象:20~60代の男女555名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
今回調査した設問項目
- 直近1年以内の病院の利用状況について教えてください。
- 病院の対応に関する不満について教えてください。
- 不満に感じた病院の対応内容について教えてください。
- 人工知能(AI)による診断について考えを教えてください。
- 人工知能(AI)による診断に賛成する理由を教えてください。
(間違った診断で不快な思いをしなくても済むから/待ち時間などのストレスが緩和されるような気がするから/根拠を明確に示してくれて結果に納得できそうだから/治療にかかる時間的なコストが改善されそうだから/治療にかかる金銭的なコストが改善されそうだから/人手不足が理由による受け入れ拒否などが改善されそうだから/地方と都市圏との差異が解消されそうだから) - 人工知能(AI)による診断に反対する理由を教えてください。
- ロボットによる施術に対する考えを教えてください。
- ロボットによる施術に賛成する理由を教えてください。
- ロボットによる施術に反対する理由を教えてください。
調査担当者レビュー
調査担当者:KM
先日、「IBMとGMが人工知能ワトソンで提携・協業」というニュースを見ました。ワトソンくん(?)と言えば東京大学医科学研究所で行われた「急性骨髄性白血病に関する取り組み」が有名。医師では思いつかなかった治療法を見出し、患者の命を救ったそうです。最近、医者が初診の際に「虫垂炎」を見抜けなかったために、症状が悪化したという同僚がいました。私自身も、何度も病院に通ったあげく、いっこうに症状が改善せず、別の病院で見てもらったら治った、なんてことが何度かあります。医師不足や地方と都市部の格差、医療費問題など、医療業界を取り巻く課題は多くありますが、まずは「患者」の負担(金銭的、身体的、精神的、時間的などあらゆる)を人工知能やロボットが少しでも和らげてくれることを個人的には期待しています。今回は、そんな「医療と人工知能・ロボット」について調査してみました。ぜひ参考にしてください。