5年 理科
電磁石の性質
概要 「電磁石が鉄を引きつける力をより強くするにはどのようにしたらよいか」という課題について、「デジタルノート」を活用しながら、協働して「予想と計画」・「実験」・「結果の考察」を行うことで、電磁石の理解を深める教材です。
ねらい 電磁石についてさまざまな実験を行い、その結果を共有しながら、電磁石が鉄を引きつける力を強くする方法を考察し、電磁石が鉄を引きつけるちからを強くするにはどのようにすればよいのかを考える。
学習活動の流れとICT活用
導入1. 前時の学習をふり返る。
・ 4年生で学習した直列つなぎ・へい列つなぎについて確認する。

2. 本時の課題を確認する。
・ 教師が実験するのを見る。
展開3. 実験の計画を立て、結果を予想する。
・ 予想を「デジタルノート」に記入する。

4. 実験を行い、結果を記録する。
・ クリップが電磁石に引きつけられるようすを写真で記録する。
・ 電流の大きさを変えて、電磁石の強さを調べる。
・ コイルのまき数を変えて、電磁石の強さを調べる。
・ 実験結果を「デジタルノート」に記入する。

5. 結果をグループで共有し、考察する。
・ 「電磁石が鉄を引きつける力をより強くするにはどのようにしたらよいか」について考察する。
・ グループで話し合った内容を「デジタルノート」にまとめる。
■ 写真の撮影や結果の記録などを行う。
まとめ6. 実験結果をまとめ、発表する。
・ 全体で、「電流を大きくしたり、コイルのまき数を多くしたりすると、電磁石が鉄を引きつける力は強くなる。」ことを確認する。
■ グループでの考察結果をクラス全体で共有する。
デジタルカメラを使って実験のようすを記録し、実験結果や考察をまとめることができる。
ワークシートを配付する(先生)
デジタルノートであらかじめ作成しておいたワークシート(複数)を児童へ配付します。

使用する機能:デジタルノート機能


※この授業で行う操作を詳しく紹介した動画です。
 ぜひご活用ください。

・「デジタルノートで使うワークシートの作り方」の 動画はこちら
・「ワークシートを使った授業の進め方」の 動画はこちら
手順1
ジャストスマイルに先生でログインしてから、ガイドメニューの「あつめる・まとめる」を選びます。

ノート機能の先生専用メニューから「配って集める」を選びます。
手順2
ワークシート(ノートデータ)の選択画面が表示されます。

あらかじめ準備しておいた中から、1枚目のワークシート(「予想」のシート)を選択します。
クラスの選択画面が表示されるので、ワークシートを使用して授業を行うクラス(学年・組)を選択します。

クラス(学年・組)の選択ができたらボタンを選びます。
手順3
選択したワークシートの編集画面が表示されます。

これから配付するワークシートに間違いが無いか確認し、問題無ければアイコンを選んで、児童へワークシートを配付します。
手順4
「ノートの配付・回収 開催中」画面が表示されたら、ワークシートの配付は完了です。

2枚目のワークシート(「記録」のシート)を配付するために、画面右下のアイコンで、この画面を終了します。
手順5
ワークシート(ノートデータ)の選択画面に戻るので、2枚目のワークシートを選択します。

ここからは、先ほどとまったく同じ手順です。

授業を行うクラス(学年・組)を選択してから、ボタンを選びます。
手順6
選択したワークシートの編集画面が表示されるので、問題が無ければアイコンを選んで、児童へワークシートを配付します。
手順7
「ノートの配付・回収 開催中」画面が表示されたら、ワークシートの配付は完了です。

同様の手順で、3枚目のワークシート(「結果」のシート)も配付してください。

3枚目まで配付ができたら、準備は完了です。
ワークシート提出の受付準備をする(先生)
学習活動の中で、児童それぞれがまとめたワークシートを、先生に提出さるための準備をします。

児童からワークシートを提出させることで、手元の先生機に、すべての児童のワークシートが集まります。
先生機を大型掲示装置などに繋げておけば、児童個々の作品をその場で大きく表示させ、クラス全員で共有することが簡単にできるようになります。


使用する機能:デジタルノート機能
手順1
ノート機能の先生専用メニューから、「集める」を選びます。
手順2
「ノートの配付・回収 開催中」画面が表示されたら、ワークシートの受付準備は完了です。
提出されたワークシートを使って発表させる(先生)
提出されたワークシートは先生機に集まります。

先生機を大型掲示装置に繋げておくことで、児童自身に発表させたり、まとめを共有したりすることができます。


使用する機能:デジタルノート機能
手順1
提出済みのワークシートは、先生機の画面に一覧で表示されます。
手順2
一覧からワークシートを選んでダブルタッチすると、ワークシートを大きく表示することができます。
ワークシートを受け取る(児童)
先生から配付されたワークシートを受け取ります。

この授業では、3枚のワークシートをまとめて受け取るため、その手順を紹介します。

使用する機能:デジタルノート機能
手順1
児童には、あらかじめ個人のユーザーでログインをさせておきます。
手順2
先生端末から配付されたワークシートが着信すると、メッセージが表示されます。

を選んで、ワークシートを開きます。
手順3
ワークシートの編集画面が開きます。
手順4
2枚目、3枚目のワークシートが着信した際も、同様のメッセージが表示されるので、1枚目の編集画面のままボタンを選び、残りのワークシートを取り込みます。
手順5
配付された複数のワークシートは、画面の右側に並んで表示されます。
この右側から選ぶことで、編集するワークシートを自由に切り換えることができます。
ワークシートを編集する(児童)
児童が学習を進めながら、実験の予測や結果を記録します。

使用する機能:デジタルノート
手順1
カードに文字やイラストを編集します。

アイコンから、手書きで文字を書いたり、直線を引いたりすることができます。

アイコンでは、キーボードを使ってテキストを入力することができます。
手順2
実験のようすをデジタルカメラで撮影します。

アイコンで表示するメニューから、アイコンを選ぶと、カメラが起動します。
手順3
ボタンを押すと写真の撮影ができます。
ワークシートを提出する(児童)
ワークシートに記録した実験の結果を、先生に提出します。

使用する機能:デジタルノート
手順1
左側のワークシート一覧から提出するワークシートを選んで、アイコンを選択します。

提出は、何度でも行うことができます。