株式会社ジャストシステムは、2021年度から中学校において実施される新学習指導要領に対応し、ICTを活用しながら情報活用能力を育む授業がすぐに実践できる、中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ８」を、6月24日 (月) より発売します。価格は、オープン価格/ 1ライセンスです。

　新学習指導要領では、情報活用能力を「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け、教科横断的に育成するとともに、技術科の授業ではプログラミングや情報セキュリティに関する内容の充実を求めています。その一方で、現場の先生からは授業の準備に十分な時間がとれず、新学習指導要領に沿った授業をどう行えばよいのかわからないといった声がよく聞かれます。
　「ジャストジャンプ８」では、先生の負担軽減や教科担任制といった中学校ならではの特性に配慮しながら、生徒たちが必要な情報を適切に収集して自らの考えとして発信・伝達し、他者と協働しながら結論を導くことができる力を習得でき、先生もそのための授業をすぐに実践できるよう強化しました。

　国語・数学・理科・社会・英語（外国語）において、ICTを活用した方が理解しやすい単元を選び出し、情報活用能力を育成するための授業が実践できるよう指導略案とワークシート、教材をセットにして提供します。情報活用能力の3観点8要素のうち、何の取得を目指した授業なのか、授業のどの部分でICTをどう活用すれば効果的かといった情報もあわせて提供します。
　収録された指導略案を元に、先生が編集して他の授業で活用するといったことも容易です。

　技術科の必修項目として追加された「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」にすぐに取り組めるよう「アプリデザイナー」と教材、指導略案を新搭載しました。自身が行った操作に対して反応が返ってくる（双方向性）アプリの開発・設計、相互評価を通して仕組みを理解し、課題を見出して解決する力を育成します。アクティビティ図作成ツールを使って、思考や手順を可視化してプログラミング設計を体験することも簡単に行えます。

　環境の変化にあわせた最新事例をコンテンツとして拡充しました。スマートフォンやパソコンを使うときのマナー、SNSでのトラブルの対処方法といったことを実践的に学び、情報社会で適正な活動を行えるよう情報の権利や扱い方、セキュリティや社会のルールなどを習得します。1教材20分程度のストーリー型教材で、教科教育でも活用できます。朝活動など短時間で利用できるクイズ形式の教材や、保護者会などでも利用できる提示型教材を収録しています。

　必要なソフトウエアや教材を一通り導入できるので、学習する場所や情報端末の種類を問わず、一斉学習、協働学習といったさまざまな授業スタイルに対応します。オフィス互換ソフト「JUST Office」の最新版や動画作成ソフト、協働学習ソフトといった生徒が自分の考えを表現し伝えるのに役立つソフトだけでなく、授業支援ソフトも提供します。導入費用や選定の手間も軽減します。

　中学校の授業や活動に必要なソフトウエアやコンテンツを網羅した、唯一の統合学習ソフトです。タブレットでもデスクトップパソコンでも使えるため、PC教室と普通教室それぞれに適した授業ができ、一斉指導や協働学習、個別学習といった学習スタイル、1人1台やグループに1台といったいずれの整備状況においても、快適な学習環境を実現します。自らの意見を伝え合い、共有することで考えを深め、論理的思考やコミュニケーション力を鍛えるといった主体的・対話的で深い学びを支援し、21世紀型スキルを育成します。加えて、情報活用力や情報モラルも育みます。

中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ８」

2019年6月24日 (月)

ジャストジャンプ８ - 機能一覧で、ご確認ください。