メディアとのつきあい方学習(電子書籍)ダウンロード
ジャストシステム発行の書籍『メディアとのつきあい方学習−「情報」と共に生きる子どもたちのために』を無料でダウンロードしてお読みいただけます。多様なメディアを通じて情報が飛び交う今こそ、ぜひご一読ください。
『メディアとのつきあい方学習』の電子化と無償配布にあたって
玉川大学教職大学院 教授 堀田龍也
『メディアとのつきあい方学習』を出版した2004年6月。ブログが大流行した年だった。子どもたちに本来教えるべき教育内容は、メディアの仕組みでも操作方法でもなく、むしろメディアとのつきあい方ではないかという主張は、それから数年かけて比較的スムーズに受け入れられたように思う。
一方、今般発生した東日本震災では、大人の私たちであっても、メディアを十分に活用できていない現状が明らかになった。有益な情報の素早い共有など、ある一面では大いに役立ったツイッターが、半面、嘘やデマを拡散することになったのはその例だ。「十分に活用できていない」というのは、もちろん操作能力のことではない。お互いに役立つ情報を共有したいという願いとは裏腹に、結果的に不適切な情報を流してしまう程度の力量しか、大人の私たちであっても持ち得ていないということだ。
子どもたちだけでなく、私たち大人も含め、まだ「賢いメディアの利用者」になりきれていない。東日本大震災をきっかけに、私はそのことを再確認した。そして本書を広く読んでもらうことが、この状況の改善に少しだけでも寄与できるかも知れないと考えるに至った。メディアに関する書籍にとって、刊行以来7年もの歳月の経過は致命傷だろう。それでも私は、この本に込めた主張は、まだ色あせていないと信じている。
本書を電子書籍として初めて手に取る(電子書籍になっても「手に取る」と言うのかどうかはわからないが)読者の方々に、古くて新しい主張をここにお送りしたい。
『メディアとのつきあい方学習(電子書籍)』 ダウンロード
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